【シングル】テテフーディンwithビー【讃岐オフ】

2/17に香川県で開催された讃岐オフに参加させていただきました。4-4で予選敗退してしまいましたが、S5から少しずつ考察していた「テテフーディンに麻痺展開を絡める形」に多少進展があったのでまとめておこうと思います。
2/11の神速オフ終了後に上げたメモも同じコンセプトで組んだものになります。

･構築経緯
テテフーディンを使っているときに「相手の鋼枠を呼ぶ」ことと「フーディンの変化技が警戒されていない」ことが多いと感じました。実際、構築記事が残っているテテフーのフーディンはフルアタか3ウェポン+身代りor瞑想が多く、鋼を呼ぶことからそれに対する回答を用意した旨が記載されていることがほとんどです。
そこで、フーディンに展開を補助する技を仕込むことで、フーディンの突破力を維持しながら、呼ぶ鋼(および回復手段を持っている高耐久)を起点にしていく動きが強いのではないかと考えました。
この考察の結果、S5の時に電磁波フーディンに磁力分身ジバコイルを添えたものを運用しましたが、ジバコイルの汎用性が無くて回しにくいという理由で断念してしまいました。

(追記)S5時点ではフーディンに電磁波が入っていませんでした。

その時の反省から、今回は後続にムラっけを置くことで汎用性を維持しようとしたのが今回の構築になります。

･ムラっけ要員の選定
ご存じの方は多いと思いますが、特性ムラっけを持つポケモンは以下の4匹です。
オニゴーリ
オクタン
ビーダル
ドーブル

その中から今回はビーダルをチョイスしました。
その理由は以下の通りです。

1,ノーマル･水の複合タイプである
鋼技、特に「バレットパンチ」に耐性があり、打点を取ることができる点が魅力的であり、テテフーと取り巻きに一貫しやすいゴースト技を無効に出来ることも非常に大きいと考えました。オニゴーリが候補から外れた最大の原因でもあります。

2,技範囲
タイプ一致技ふたつで大抵の相手に打点を持つことができます。ただし、技の選択肢の幅だけを考えるならオクタン、ドーブルに軍配が上がってしまいます。

3,単体性能
攻撃種族値が(ムラっけ持ちの中で)トップであり、初速で素早さ70族を抜くことができる点が大きいと感じました。ドーブル、オクタンが候補から外れる決め手になり、恩返し連打で圧力をかけて繋ぐ対戦もあったため、ここを意識したことは間違いでは無かったと思います。

以上の考察を基に完成したのが

このパーティです。

･個体紹介

カプ・テテフ@でんきだま
性格:おくびょう
特性:サイコフィールド
実数値:167-x-112-151-136-154
努力値:172-x-132-4-4-196
H-B:A233メガバシャのフレドラ確定耐え
技:ムンフォ･自然の怒り･投げつける･挑発

自慢の起点作成テテフ(笑)。
麻痺撒けるのがフーディンだけだとさすがに弱いこと、テテフの前で舞ってくる連中が多いことからそれを許さない麻痺+挑発ができるこの型になった。ムンフォ1ウェポンなのは以前使用したときに悪タイプにとどめをさせないことが気になったため。
S操作できるテテフ自体は悪くなかったですが、単体性能落としすぎて使いにくかったので要改善ポイントです。採用理由が弱すぎました。
対戦相手のリアクションが面白いので使っていて楽しいポケモンではあります(
電気玉テテフ考察にあたって、こちらの記事を参考にさせていただきました。
feo-tapipoke.hatenablog.com

フーディン@フーディナイト
性格:ひかえめ
特性:マジックガード→トレース
実数値:139-x-90-235-126-202
努力値:68-x-36-148-4-252
H-B:A182ガブの地震耐え
H-D:C196アーゴヨンの流星群確定耐え
C147コケコの珠EF10万確定耐え
C:PFサイキネで131-125ミミッキュ確定
技:サイキネ･気合玉･電磁波･身代り

安定の火力が控えめじゃないやつ。
テテフーディンの強みを残すために、控えめに電磁波を突っ込むという形に落ち着きました。身代りは対メガバシャーモで必要になってくるため切ることができず、エースとして据えるために技範囲を優先した結果シャドボを切ることになりました。
調整をはっとりさんが考案したものに(勝手にパクって)変更しました。現環境でアタッカーのフーディンを使うならこの調整がベターだと思います。
hattorisunshine.hatenablog.com

後続が残っている状態なら、ギャラドス対面で電磁波→身代り連打が安定になり、メガ進化時の択ゲーを回避できるので、思ったより電磁波が有用であることがわかったのは大きな収穫でした。

ビーダル@たべのこし
性格:ようき
特性:ムラっけ
実数値:177-106-81-67-89-135
努力値:180-4-4-0-68-252
H-D:C156スイクンの熱湯を身代りが高乱数耐え
技:熱湯・恩返し・守る・身代り

主役。
採用理由は先述の通りです。PPがそこそこ多く安定した打点になりうる恩返しと、非接触で火傷ワンチャン狙える熱湯の2ウェポンに落ち着きました。
ブレードガルドにC+2熱湯で確定取れないので、接触を気にしないなら滝登りやアクアブレイクもありだと思います。
調整についてはイレベンさんが考察されたものを参考にさせていただきました。
ch.nicovideo.jp

補完で入ってこれるムラっけとしてもうちょい考察されてもいいと思うんですけどその辺どうなんでしょうか。
煽り性能全振りのビジュアルであり、対戦相手のリアクションが(以下略)。

また、ビーダルを使うにあたって、かとうぎさんに孵化親を提供していただきました。ありがとうございました。

残りの3匹については以前メモに残しているので簡潔にまとめます。
神速オフ使用構築 - 天候パを使いたい

ガブリアス
リザードンガチアンチのステロ撒き。
他のステロ撒きとは微妙に動き方が違うこと、ニトチャの存在により他ではリザードンの処理が安定しないことから、このポケモンの採用はそこまで悪くなかったと思います。
数減らしてるけどなんだかんだ活躍できるのはさすがのひと言。

テッカグヤ
オクタン採用を考えていた時にマンダが重くて採用した影響でそのままパーティ入りしてしまったため、変更するならまずここだと思いました。

霊獣ボルトロス
ドヒドイデやレヒレ絡みのサイクルに投げて圧力かけるために採用。
ブルルが重かったため、気合玉を切ってヘドウェにしましたが、使う場面が無かったのでここも要改善。

考察を詰めきれないままオフに突撃してしまったため、結果が出なかったのかなというのが神速、讃岐両オフを通しての感想です。また、ムラっけの立ち回りが想像以上に難しく、自分の力不足と準備不足を痛感せざるを得ませんでした。
テテフー→ムラっけの採用順も逆な感が否めないですが、もう少し頑張って詰めていこうと思うので、興味がある方がおられるなら情報を共有していきたいです。

最後になりましたが、神速オフ、讃岐オフの運営の方々、両オフで関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました！
4月の鉄輪オフでひとつ区切りを作ろうとは思いますが、今後も仲良くしていただけると嬉しいです。

そして、

降幡 愛さん、お誕生日おめでとうございます！！